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未だ音が出ない 今 ,微妙な音が出た

No.1 未だ音が出ない?

指笛は幾つかの条件を整えれば、或る日それも偶然出るはずです。これから取組もうとしている初心者には、右手の人差し指一本を鉤型に曲げる方法をお薦めします。沖縄の伝統ハトにも実は大きな欠点があります。当HPではこれ以上一切言及しません。
誰か近くに音の出せる人がいたらコツを学んで下さい。

要点として次の事に注意して下さい。

  1. ・下顎を少し前に出し、上下の歯を揃える。
  2. ・下唇を下歯にかぶせる。
  3. ・舌はやや「イ」の形で良い。
  4. ・指を舌の前方上に乗せる。(舌の先が良い)
  5. ・唇を強く締め、指の左右から息を漏らさない
  6. ・息を強く吹出す。この時頬は膨らまない事。

# いかがでしょうか?人差し指には上歯の跡が残っているはずです。
休憩をしながら挑戦して下さい。爪は口の外に出る位で深くても浅くても良くないです。 色々と自分で探ってご覧なさい。

このHPをご覧になっている塾生の皆さんには是非音が出る様に、ここには写真を載せました。(モデルは塾長ではありません)指の曲げ具合や、他の指との位置関係を良く見て下さい。 人差し指一本だけが他の三本と離れている点に注目してください。この指だけが口に挿入される形状になっています。

また口への入れ深さも参考になります。ただし指と舌の関係も大切な部分ですが、写真には撮れません。工夫しながら試して下さい。

指の曲げ具合を鉛筆を使用して説明。
あまり狭くしても良くありません。鉛筆がゆるく
回転する位が良いでしょう。
口の中では息が鉛筆の方向に流れます。

誰でも持っているこんな指が見事に楽器になってしまうとは本当に素晴らしい事です。 トリックやマジックでは無く皆さんにも出来るはずです。笛の音とは、空気の渦が発生しているわけです。口の中では舌・指・上歯・下唇が渦を発生させ、口の外にはこの渦に障害物を作らない様に気を付けてください。理屈の好きな方は上手な絵を画いて遊んで居なさい。
上の写真を参考に要領を良く身体で覚えましょう。

なお、口の中では舌と指がお互に押し合う様な力を出しています。
唇の周囲に力が入る為当然の事でしょうが、これもヒントになります。

小道具として他にハンカチを一枚用意してあれば十分です。 指が上歯で噛まれるので痛みがありますが、必要以上の力を加える事はありません。 特殊な形に指を曲げるので、むしろ指の方が疲れるはずです。 馴れない間は適当にマッサージして下さい。

左の写真は判り易くする為指を少し伸ばした状態。
下歯は唇でカバーしてありますが、上歯は直接人差し指に当たります。
人差し指の中指側に上歯の跡(3ヵ所)がタコになるはずです。
練習当初は痛みがあり辛いでしょうが耐えてください。